定例議会が閉会しました。
昨夜、気持ちが熱いうちに第一報をと思っていたのですが、
情けないことに、管理者ページへのPWをど忘れしてしまい、
書けずにおりました。楽しみに?していてくださった方には、
大変失礼しました。

さて、一般質問については、議会だよりがありますので、
そちらをご覧いただくとして、
肝心の議案について、いくつか報告させて頂きたいと思います。

今朝の新聞にも載りましたので、ご承知の方も多い、
にぎわい交流館指定管理者指定についてです。

と、その前にお断りしておきますが、
私は、佐護市長が好きか嫌いかと聞かれたら、
大変タフな質問ですが、強いていうなら好きというでしょう。
少なくとも以前はそういう気持ちの方が強かった気がします。

佐護市長を初めてお見かけしたのは、
約8年前、北部浄化センターの説明会でした。
中身は忘れましたが、汗を拭き拭き地元の方々に、
答えをしていた佐護市長の姿は立派でした。
きっと、説明する職員の方々の苦労と、地元の方々の要望を、
両方しっかり受け止めていたからそう見えたのではと思います。
(ついでで申し訳ないです。
当時担当の中川さん、武田さんお疲れ様でした。大変失礼しました)

あれから市長として2期8年、時は流れました。
あのときの熱い姿はどこへやら・・・。
今回の交流館について、佐護市長はご自身で、
どれほど情報を聞き入れ、検討・熟慮されたのでしょうか?
あのときと同じように汗をかきかき、ご自分でお考えなら、
こんな安直な、性急な議案にはならなかったのではないですか?

私も地元のボランティア活動を少しかじったので、
活動してくださる方々のご苦労がよくわかりますし、
その功績に何らかの形で答えたいと思う気持ちも痛いほど分かります。
今回の委員会の中で、コストについての質問が出たとき、
ある議員は「NPOといえどもカスミを食って生きているわけではない」
と発言していました。
当然です。何でも本当のボランティアだったら、
いわゆるただ働きであれば、したくありませんし、長続きしません。
誰もがもらえるものなら、ある程度の報酬は欲しいでしょう。
でも、多くの皆さんは、それ以上に自己実現、地域のため、
あるいは人のためという気持ちが強いから、活動しているのではないですか?

私の尊敬するあるNPOの代表は、本当にその身を削って頑張ってます。
それをみる周りの人たちも見習って心の底から奉仕されています。
この行為に対して行政がささやかながら援助をしていく、
これが本来望まれたNPOではないでしょうか?

今回の交流館について、「ゆるやかネットワーク」さんには、
何ら非はないと私は思っています。
一生懸命活動している中で評価され、
指定管理者に指定されるのは当たり前のことで、
また、運営委員会などの議事録を読ませて頂くと、
自身の団体を戒める発言が多く出てくるのは意識の高さの表れです。

しかし、そんな素晴らしい活動に対して、
何故あのような高額な金額で委託しようとしたか、
また、何故市民の理解が得られるように競争入札という手法を取り入れなかったか?
癒着、談合と言われても仕方がない状況をつくったのは、
他ならぬ行政ではないかと思うところです。

ここから、議会で討論した内容について、
具体的に書かせていただきます。

今回、指定管理者に対して、当局が予定した金額は、
債務負担行為という、いわゆる枠ということですが、
4年間で 1億7200万円
年額で 4300万円です。
その内訳は、人件費2470万円
      事業費 660万円
    維持管理費 798万円(端数をきっています)
人員内訳 管理責任者 1名
       職員  3名
     パート職員 5名(ローテーション)

これまで指定管理にしてされている他の施設の数字をみますと、
生涯学習プラザについては、同じく債務負担行為、
3年間で 3600万円
年間で  1200万円
内訳 上記が事業費を含まず、
   人件費・維持管理費あわせての金額
人員内訳 正職員 1名
    契約社員 1名
    臨時社員 2名(4名でローテーション)

もうひとつ、子育て支援センター
債務負担行為 4年で1億1600万円
年額 2320万円
内訳 人件費 1635万円
   事業費   35万円
 維持管理費  489万円
    合計 2159万円
(施設管理経費積算のよるので上記年額と合致しません)
人員内訳 運営責任者 1名
     保育士   2名以上
    FCスタッフ 2名以上

単純に比較というわけにはいかないものの、
人件費だけみても
 ①にぎわい交流館   2470万円 
 ②子育て支援センター 1635万円
 ③生涯学習プラザ   1200万円(管理維持費込み)
異常に高いのが分かります。
当局の説明では、にぎわい交流館は休みなし、
365日 常時3名 一日9時間働く計算とのことで、
人件費を割り返していくと、時給は2500円になります。
飛びつきたくなる方も多いでしょう。

また、当局は債務負担行為はいわゆる枠だから、
限度額いっぱいで契約する訳ではないというのですが、
子育て支援センターの契約金額は、2150万円 限度額比 92.7%
生涯学習プラザは、1075万円で限度額比89.6%
限度額の9割近い金額で契約をされているわけで、
50~60%での契約になることはないことがわかります。
したがって現時点でしっかり精査しないといけないと、
コスト削減ができないわけです。

議員さんで「市民活動を支援する活動にコスト理論を持ち込むのはいかがなものか」
あるいは、「質の高いサービスをしようと思えばそれくらい当然だ」
ということを仰る方々もいます。
私は単に何でもコストを抑えろとは申しません。
ある程度のサービスが基準であることは当然です。
でも、私たちの納める税金で、市民活動支援サービスをしてもらうくらいなら、
税金を安くして頂く方がありがたい。
自分たちの活動は自分たちの出来る範囲で、普通の人はそう思うのではないでしょうか?
あるいは、現状の日進市をみれば、子育て支援や介護保険料軽減のために充てた方が良い、
と考える人のほうが多いのではないでしょうか?私は少なくともそう思う一人です。

結果、この補正予算については、可決されました。
今後指定管理者が決定すれば、1億7200万円(年額4300万円)の枠内で、
協定書で契約されることになります。
既にこの数字の算出根拠となる委託料を議会は認めたわけですが、
財政の将来を考えると、コストはしっかり精査し見直す勇気も必要だと思います。

私たち議員はある程度の提案はできても、
あくまでも行政のチェックが仕事です。
また、職員の皆さんが市政を良くしようとどんなに頑張っても、
結局は市長次第です。

エゴ、偏りのないバランスのいい市長を、
市民一人一人が真剣に考えて、選んでくださり、
次回の議会では、まともな土俵で議論が出来ることを願って、
とりあえず、一回目の議会報告とします。

長文をお読みくださった方には感謝致します。
ありがとうございました。
 
2007.06.22 / Top↑
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