今日は、ちょっと身近でない話題を取り上げたいと思います。

タイトルの「カーボンビジネス」についてです。
カーボンビジネス=Co2排出量取引という訳になると思いますが、
2005年頃からこの機運が盛り上がって、
EUではすでに1兆円に上る取引になってきているといわれています。
これは、今花形の産業の薄型液晶の市場規模と同じだそうです。
この企業間、国家間でCo2削減目標達成のためにお金でその枠を取引し、
帳尻を合わせるというビジネスは、テレビで目にした取引会場の風景が、
古い話ですが、前職時代の出張で見たパリ郊外での、
ファッションの巨大展示会(プルミエールビジョン)と重なり、
いよいよEUがジャンルを変えて、世界市場制覇に向けて動き出したな、という印象を持ちました。
アメリカ合衆国に対する「EUの逆襲」のように思えるわけです。

日本が、戦争ごっこが好きなアメリカ合衆国にベッタリして、
しかも国内のごたごたで世界から取り残されているうちに、
国際社会は大きく変わりつつあると思います。
隣国からも距離を置かれアジアの主導権もとれずにいる日本は、
トヨタがプリウスで大当てして頑張っている以外は本当に先行き不安です。

憲法第9条は確かに世界に誇れる素晴らしいものだと思います。
私も小学校の頃、戦争の悲惨さを家族に聞き、文集を作る経験から、
二度と戦争は起こしてはいけないと思っていますが、
そう思えるのも安定した生活があってのことです。
世界から取り残され、国際的に大変な(3Kのような)分野を担うこととなれば、
不満から世論はどう転ぶか分かったものではありません。

世界をしっかりと見て、我が道はどう進むがよいか、
日本の指導者はしっかりと考えて欲しいものだと思います。
国際的な民間企業の方が、よほどかこうした戦略をもち、頑張っているのに、
くだらない政争をしている暇はないと思います。
振り返ってみれば、我が日進市も同じです。

カーボンビジネスが環境問題を根本的に解決するとは思いませんが、
環境をテーマに取り上げると支持を得やすいのは事実です。
日進市も、こうした大義名分もしっかりと掲げながら、実を取るような施策を進め、
外に向かってその存在価値をアピールし、将来の道州制の主導的な立場にいられるように、
今から準備しなければいけません。
何が得意か、何が問題か。この土地の特徴をしっかりを認識した上で、
まちづくり、産業振興をはかっていかないと、恵まれたロケーションと運だけでは、
比較的よいといわれる財政などは、すぐに転落の道を進むと思います。

今日は、ずいぶん飛躍した事を書きました。
でも、子どもや孫の時代にいいものを残すのが私たち大人の責任です。
最近、建築や開発についての反対運動を耳にしますが、
法律や条令の不備があるにしても、今あるルールに合致していることは、
不合理でも、ある意味認めざるを得ません。
私たちがしなければならないことは、それが間違いだとしたら、
そのルールを変えることです。しかもスピーディーにしなければなりません。

こう見ていくと、大きな問題から身近なところまで、考えなければいけないことは山ほどあります。
どれもこれものんびりやっている余裕はありません。
私自身、評論家にならず、身を粉にしてしっかり働こうと思います。
2008.04.09 / Top↑
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