近藤ひろひとです。

今日、京大のiPS細胞(人口多能性幹細胞)に関して、
日米で特許を取得したとの報道がありました。
平成21年以来の特許で日本はこれまで6件、
米国は3件ということですが、出願数は米国がはるかに多く、
今後取得件数で逆転されるのではと言われています。
米国は私たちの国の安全を守ってくれるとはいえ、
経済力を保つためにレーガン大統領のころ進められた、
「知的所有権」の主張など根っこを押さえた、
利益獲得に躍起になっています。
IT分野では相当な特許、知的所有権で莫大な利益が、
米国に流れていることは有名ですが、
また新たに成長分野と見られる「iPS細胞」においても、
もの凄い力の入れようだと思います。

京大iPS細胞研究の中心である山中教授は、
特許について日本においては研究開発はタダ、
また企業などに向けてもその成果が早く広まるように、
安価にするとの意向を表明しています。
一個人、一企業、一国家のために、
ただえげつなく特許権を振りかざすどこかと違い、
病気を治したいと頑張る人たちのために、
こうした素晴らしい考えて進められることに、
日本人として誇りに思います。

しかしながら、崇高な考えだけではいけません。
やはりグローバル社会で日本がどう生き抜くのか、
所詮、諸外国と競争しなければならないわけで、
どの分野においても、特に成長分野に関しては、
どうしても一番にならなければなりません。
こうしたことを民間(京大も既に民間だと思います)に、
ただ委ねるのではなく国としてしっかりとした戦略をもつこと、
そうしたことが必要だと国民が知る必要があると思います。

日々の生活が大切なのは誰も同じです。
平穏無事な生活を送るためにも、
地域として国家として一歩先を考えた手を打つことを、
誰かが考え進めなければならないと思います。
誰もが同じ目線で物事を考えていたらそうはならないことを、
はっきり理解すべきだと私は思います。

影響力のあるマスコミもしかり一辺倒な報道でなく、
国民のための大報道機関なら、
国家感をもった責任ある報道を是非ともしていただきたい。
何だか偉そうに書きましたが、山中教授のように崇高な理想と、
絶対に勝つという強い信念をもった方の話しから気づくのは、
実はこの研究が進むとますます超高齢化社会、
となることは明らかです。少子超高齢化社会、
その社会を支える若者、子どもを増やす政策が必要で、
こちらも待ったなしですので、若者が結婚しやすく、
子どもを安心して持てる環境整備を急がなければなりませんし、
一人でのんびりなどという考えが蔓延している、
今の教育を、家庭観を変えていかなければならないと思います。

そうした意味では政治家のやるべきことは本当に多い。
有権者とただ笑顔で握手して接するだけでなく、
しっかりとした考えを持ち、進めることが大切だと、
あらためて思います。言うはやすしですが・・・。


2012.09.18 / Top↑
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