近藤ひろひとです。

今日から鹿児島・長崎視察です。
七区一期生県議3名で、
「九州・山口の近代化産業遺産群の世界遺産登録」
への取り組みについて調査にきました。
鹿児島視察
まずは鹿児島県庁へ伺い、企画部世界文化遺産課の方から、
説明をうけました。
その後、島津斉彬公が起こした集成館を視察。
集成館
国を富ませるにはやはり民間の力もさることながら、
行政主導の手法が必要と改めて感じます。

一応ここで世界遺産登録について少し書きますと、
「文化遺産、自然遺産を人類全体のための世界遺産として、
損傷、破壊などの脅威から保護し保存することを目的とする。」
とユネスコ総会で採択された条約に基づき、
世界遺産委員会が「世界遺産一覧表」への記載の可否を決める。

今回の「近代化産業遺産群」の経緯は、
平成17年鹿児島県主催で
「九州近代化遺産シンポジュウム」開催、
翌年九州地方知事会で
「九州近代化産業遺産の保存・活用」が決定。
平成20年関係自治体による世界遺産登録推進協議会が設置。
(この時点で6県11市)
平成21年ユネスコの世界遺産暫定一覧表へ追加記載。
平成23年協議会に岩手県、釜石市、伊豆国市が加わり、
7県12市に。
平成27年世界遺産委員会決定に向け進めている。

提唱した鹿児島県は薩摩藩主島津斉彬公が富国強兵、
殖産興業政策としての集成館など4つの資産を推薦している。

協議会の負担金は約1億円、16名の専門家が調査を進め、
この世界遺産登録は観光客増をは1.5倍から2倍と見込み、
観光振興による経済効果を狙うものである。
シンポジュウムから登録完了まで10年かかる予定で、
結果登録されないリスクを伴うことも確認できたが、
それ以上に審査が厳しいことが理解できた。
愛知県、あるいは愛知県の自治体単独でなくとも、
「群」という考え方で様々な切り口で、
世界遺産登録できる可能性があることが分かった。

2012.01.31 / Top↑
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